マスキングテープ

団体
カモ井加工紙株式会社
所在地
倉敷市片島町236
電話番号
086-465-5800
代表者
鴨井尚志(代表取締役社長)
概要
マスキングテープの製造・販売
ホームページ
https://www.masking-tape.jp
リンク
大正時代創業の老舗「カモ井加工紙株式会社」

文具・雑貨としてのマスキングテープが誕生

 大正12年(1923年)、『カモ井のハイトリ紙製造所』として創業したカモ井加工紙株式会社が、紙粘着テープの製造を開始したのは昭和36年(1961年)のことでした。翌年には、マイカーの普及を背景に、自動車塗装用に和紙の粘着テープを発売。その薄さゆえに塗料との段差が生じにくいという利点がありました。その後、1970年代にかけて日本は高度経済成長期を迎え、建築ラッシュが始まりました。超高層建築の過酷な環境下で必要とされたのが、高品質なシーリングテープでした。そこで強風や低温・高温の中でも性能を発揮できるよう、紙と粘着の品質にこだわり、貼りやすく、同時に剥がしやすい特性のある和紙粘着テープを完成。シェアを伸ばしました。いわば「建築現場で鍛えられた」テープです。工業用ひと筋だったマスキングテープでしたが、それから数10年の時を経て新たなフェーズに突入します。きっかけは平成18年(2006年)、3人の女性が制作した、普段の生活でマスキングテープを楽しむ様子が綴られた『Masking Tape Guide Book』というミニブックでした。彼女たちとの交流をもとに、それまでにはなかった色鉛筆のような20色のテープが誕生しました。

使い方が広がる世界で愛される「mt」

 文具・雑貨としてのマスキングテープは平成20年(2008年)に「mt」として発売が開始されました。以降、様々な色合いにイラスト、文字が書かれた新作が、年に100柄登場し、これまで2,000種以上が生み出されています。商品のラインナップも、幅広のテープやシールなどを揃えたDIYツールの「mt CASA」シリーズも誕生し、機能性、デザインが世界中で認められ愛用されています。
 東日本大震災の際には、「僕らは忘れない 皆の笑顔が戻るまで…」という文字が印刷された復興支援チャリティーテープを限定発売しました。アートイベントにも注目が集まりました。瀬戸内国際芸術祭2013では、「mt ex 粟島展」として小学校の校舎をmtで彩り、平成28年(2016年)には大原美術館の建物外観を、平成29年(2017年)には岡山城の天守閣をmtでデコレーションするなど、マスキングテープの可能性を披露しました。
 現在は、病院や介護施設でリハビリのツールとして利用されるなど、「貼りやすく、剥がしやすく、指で簡単にちぎれる」という利便性と楽しさ、アート性が、その存在の可能性をますます広げています。

(2020.11更新)

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