手先の器用さが原点
竹泉堂は樋口桂市によって創業されました。桂市は腕の良い大工でしたが、戦争によって傷病し、終戦後は木工品の製造を手掛け、手織り機とその付属部品を主に製造します。
現在は、2代目の正和が昭和52年(1977年)より跡を継ぎ、伝統工芸品の製造を行っています。
こだわりにお応えする
2代目の正和は、自動車会社を退職し、先代に師事して「民藝」の世界に入ってからは、全てを「見よう見まね」で覚えたそうです。
そもそも、手織り機もその付属部品も基本的に設計図が無く、また、受注品であるため、依頼主の希望が多く入るなか、臨機応変な対応が必要だからだそうです。
竹泉堂の手織り機は、遠州(静岡県)の機織り機(はたおりき)が基本となっているそうで、主に晒(さらし)を織るタイプです。山陰地方の絣(かすり)織りや、京都の西陣織り、大島紬(つむぎ)とは織り機が違いますが、作家のリクエストに応じて織機の制作をおこないます。
正和は「手織り品を制作される方々を応援するためにも、また、代々家業として営まれている方々のためにも、自身の体が続く限り、製造を頑張りたい」と語ります。
(2013.10)
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