倉敷脱脂綿

昔から変わらぬ製法で作られる、ふっくらやわらかな脱脂綿

団体
テイメン株式会社
所在地
倉敷市連島町連島110-35
電話番号
086-444-5155
概要
天然の綿花による脱脂綿の製造
ホームページ
http://www.teimen.co.jp/

天然綿花100%の脱脂綿

 倉敷脱脂綿は、テイメン株式会社が1942年の創業以来作り続けている脱脂綿のこと。「暮らしの中できちんと使われるものを丁寧につくる」という考えのもと、昔から変わらない機械と製法で作っています。原料は天然の綿花100%。「後晒し製法」という方法で製造しています。まず、綿花をほぐしながら汚れやゴミを取り除いた後、カード機(すき綿機)で綿をすきほぐし、繊維をそろえて薄いシート状にします。それを用途に合わせた厚みに重ねてロール状に巻き、釜につめて、脱脂、漂白、水洗い。脱脂をすることによって油分が取り除かれ、吸水性を持たせることができます。その後、脱水機で水分を取り除き、乾燥させ、裁断、包装し、脱脂綿の完成です。行程では必要以上のことはせず、できるだけ綿に負担をかけずに製造しています。こうすることで綿本来の良さが引き出され、しっとりふっくらした、やわらかくてやさしい脱脂綿になるそうです。

テイメン株式会社では、医療用や化粧用、赤ちゃんのおしりふき用など、様々な用途の脱脂綿を製造。OEMとしても全国の病院やドラッグストア等に商品を提供しています。精密機械の清掃にも使われていて、傷がつきにくいと評判です。脱脂綿の柔らかさや厚さなどは用途によって異なりますが、その違いは数種類の綿花の配合だけでつくりだしているとのこと。綿花は、インドやメキシコ、アメリカなど世界中から厳選して輸入しており、産地や気候、品種によって特徴が異なります。特徴が違う綿花を少しずつ合わせ、やわらかいものからこしのあるもの、ふっくらしたものから薄いものまで作りわけています。

赤ちゃんの肌にやさしいオーガニックコットン

 倉敷脱脂綿を代表するのが、オーガニックコットンで作る「わたのおしりふき」。赤ちゃんの肌はとても敏感。しかも、おしりは何度も拭かれます。「わたのおしりふき」は赤ちゃんのおしりに合わせた最適な配合によって作られた、ふんわりとした柔らかさと、汚れを拭き取るための水分の吸収性があるコットンです。
オーガニックコットンとは、3年間農薬や化学肥料が使われていない農地で、農薬や化学肥料を使わないで生産された綿花のこと。自然のまま育てられるので綿花の品質が安定せず、産地によっても特徴が大きく異なります。そのため、昔ながらの機械と相性を合わせるのに大変苦労したそう。オーガニックコットンの配合を変え、何度も実験と研究を繰り返し、やっとのことで製品にできる配合に辿り着きました。できあがった綿は、通常のどの綿よりも柔らかく、しっとりとした仕上がりになりました。

全国でも数少ない脱脂綿メーカーのひとつ

 テイメン株式会社の工場がある倉敷市連島は江戸時代から綿花の栽培が盛んで、明治になると紡績工場が多数誕生し、繊維のまちとして発展していきました。その流れの中で、テイメン株式会社は1942年に創業。昔から変わらぬ製法で脱脂綿を作り続けてます。時代の変化とともに繊維産業は衰退していき、脱脂綿メーカーも現在は全国で5社程度になっているそう。1992年に倉敷紡績株式会社東工場が閉鎖した際にはカード機11台を引き継ぎました。そのうちの1台は1913年製のもので、今も現役で動いています。

  • 婦人服
    エリア

    大人の女性の五感に優しく語りかける服…

    婦人服メーカー
  • 連島すだれ
    エリア

    伝統から革新へ