誕生は昭和40年代
ぶっかけうどんの誕生は昭和40年代。倉敷でうどん屋を営むふるいちの創業者が考案し、広めたと言われています。当初は倉敷を中心に食べられていた郷土料理的なものでしたが、「ぶっかけうどん」の名称で現在は広くチェーン展開をしています。その認知度も徐々に浸透し、全国のご当地うどんが集まる「うどん天下一決定戦」で2年連続優勝するなど、今では倉敷の名物として全国へと広がりを見せつつあります。
ぶっかけうどんとアレンジ
ぶっかけうどんは、ゆでた麺の上にネギ・天かす・刻みのり・ウズラ卵を載せ、ぶっかけタレをかけたもので、これをハシで豪快にかき混ぜて食べます。アレンジとして大根おろしや肉、天ぷらなどを好みに応じてトッピングするのも楽しみの一つ。また、温かいものと冷たいものの両方があり、季節に応じて食べ分けることもできます。
倉敷名物に
地元の人間には定番メニューとして完全に定着し、家庭でも食べられるぶっかけうどん。反面、県外ではまだ食べられる所が少ないとあって、観光客にはご当地メニューとして人気です。
ふるいちでは「ぶっかけうどんを真の倉敷名物に 全国へ そして世界へ」という経営ビジョンのもと、ぶっかけうどんの認知度向上に努めています。そのため、具材はほぼ全て自社で製造加工し、水も含めて原材料にこだわることで味の追求を欠かしません。現在ではお店で食べる以外にもモンドセレクション最高金賞を受賞した「お土産セット3人前・6人前」やその他にも贈答用の商品がラインナップされ、通信販売でも購入することができます。
(2021.11更新)
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