明治29年(1896年)誕生「旭富士」
玉島黒崎南浦地区の備中杜氏の醸造元である藤澤家本家で10代の頃より修業を重ねた初代藤澤藤左衛門(とうざえもん)は、明治29年(1896年)、本家から分家して屋号「はまや」としてみりんの酒造免許を取得し、みりん製造業を創業しました。その時に誕生したみりんが「旭富士」です。創業以来代々受け継がれてきた本格みりんは、熟練の職人の手により昔ながらの手造りで創業以来ずっと変わらぬ味を守り続け皆様に愛され続けています。
こだわりの材料と製法により
材料は岡山県産米のモチ米、米麹・米焼酎にこだわりモチ米8割、米麹2割の割合で蒸し混ぜ合わせ上質のもろみを造りだし、約3カ月間そのモロミを熟成させます。そうすると熟成されたもろみは糖化し、旨味が引き出されます。さらに絞ってから約3年間じっくりとねかされます。仕込みから出荷まで3年半ほどかけてようやく出荷となり、たいへん手間ひまかけられた手造りの逸品です。
コクがありまろやかな味わい
熟成され出来上がった本みりんは、とてもコクがありまろやかで、上品な旨味のある本みりんとなります。 そのまま飲んでもおいしいと地元でも評判で、昔からプロの料理人にも多く支持されています。また、家庭用としてもたいへん人気を博しています。コクがあるのでおでんや魚の煮付けなどに相性が良く、そのほかにも様々な料理に合います。
創業以来、伝統の味を守り続けているご主人は、「自分の健康のためにも、できるだけ仕事を続け、毎年楽しみにして下さっているお客さんのためにも、この伝統の味を守り続けていきたいです。」と語られます。
風味豊かな郷土の味わい
倉敷地域では古くから、酒、味噌、醤油、味醂などの醸造が盛んに行なわれており、玉島地区でも古く...老舗醸造元の伝統の味
商品名「純米本みりん」 1,800ml 2,600円(税別) 900ml 1,400円(税別) 300ml 600円(税別...