菅公学生服 株式会社

KANKO(カンコー)で親しまれる老舗メーカー

所在地
〒711-8622 倉敷市児島田の口3-10-25 倉敷工場
電話番号
086-477-6122
代表者
尾﨑茂(代表取締役社長)
創業
安政元年(1854年)
事業内容
スクールウエア(カンコー学生服)、スポーツウエアなどの各種衣料の製造販売。
従業員数
2919
ホームページ
https://kanko-gakuseifuku.co.jp
リンク
児島エリアの特産品「学生服」

始まりは綿花の卸売から

倉敷市児島地区は江戸時代から綿の産地として栄え、それが時代とともに織物、足袋、畳縁、学生服、作業服、ジーンズなどへ発展していきました。
安政元年(1854年)、初代尾崎邦蔵(中興の祖)氏が、倉敷市児島田の口にて屋号「味吉屋」として綿糸の卸業を創業。その後、代々受け継がれ、明治からは卸業で培った経験を活かして袴地、帯地の製造販売を開始。さらに広幅の小倉織などに商品が移行していきました。大正12年(1923年)からは、学生服、作業服を織布から縫製まで一貫して大量生産を開始します。当時は「ミヨシ印」、「海男児印」というブランドの学生服を手掛けていました。

「菅公」ブランドの誕生

 昭和4年(1929年)、「尾崎商事株式会社」として法人化。児島田の口3丁目に新社屋を建設します。この頃、「菅原道真公」から命名された「菅公」ブランドが世に発売され、会社の発展と伴に知名度を上げていきました。「菅公」ブランドは、その品質が認められ、昭和28年(1953年)には全国中学校生活協同組合の唯一の指定服となり、その4年後には全日本学生服技術コンクールにおいて「最高位文部大臣賞」を受賞します。また、尾崎商事自身も「中小企業長官賞」や「繊維局長官賞」などを受賞し、さらに昭和34年(1959年)には通産省から全国縫製工場唯一の中小企業合理化モデル工場として表彰、指定されました。商品への評価は学生服だけにとどまらず、昭和41年(1966年)には全国中学校体育振興会(中体連指定機関)より全国唯一の体育衣料指定メーカーとして推薦を受けます。

「ものづくり」と「ひとづくり」を通じたスクールソリューションカンパニーへ

 同業企業に先がけてコンピュータの導入や縫製工場の増設といった生産体制の充実を図り、学生衣料業界で初めてコンピュータマーキングシステムを導入するなど業務の合理化を進めてきた尾崎商事。昭和60年(1985年)、企業戦略の一環として会社ロゴを「OZAKI」に、ブランドロゴを「KANKO」に統一します。そして、社会貢献にも企業としての取り組みを開始し、子どもたちの夢と学びのための支援事業や、地球環境保護のための活動などを推進しています。

 さらに、平成25年(2013年)には、学生服ブランド名として使用していた「菅公」を社名とし、「菅公学生服 株式会社」に社名変更しました。学問の神様として知られている菅原道真公は、学者であるのみならず貧しい庶民を救うため政治の道をも志し、様々な改革を成し遂げた偉人。その道真公の精神をブランドとして受け継ぎ、新しい価値を創造し続けるという意図が、この社名変更には秘められています。
現在は、学校制服・体操服に代表される「ものづくり」と子どもたちが未来を生きるために必要な力を育む社会課題を解決するスクールソリューションカンパニーとしての歩みを進めています。

(2022.1更新)

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