140年以上の歴史
イオン倉敷にほど近く、広い駐車場を備えた酒工房あおえ。その歴史は古く、創業は明治15年(1882年)にさかのぼります。当時の酒屋さんは「町のデパート」と呼ばれ、お酒に限らずシャンプーから卒塔婆まで幅広い商品を扱っていたそうです。以来、130年以上に渡って酒屋として営業を続け、現在では全国の地酒や焼酎、ワイン、伝統食品などが店頭に並びます。
心からお酒を楽しんでもらうために
創業以来、大切にしていることは「造られた時の味をそのまま提供すること」と、それによって「造り手と消費者の架け橋になること」。そのために商品の管理には非常に気を配っています。例えばワインが日本で一般的になりかけた頃には、温度と湿度の管理のため倉敷でもいち早くワインセラーを設置しました。同じ様に、地酒に関してもウォークイン式の冷蔵庫の中で管理しています。地酒はとてもデリケートで、温度だけでなく照明の影響などによっても味が変化してしまうそうです。地酒に関しては季節によって入れ替えながら常時300種類ほどの銘柄をストックしています。
また、健康な身体で楽しくお酒が飲めるようにと、「伝統食研究会」というNPO活動にも携わっています。これは日本の伝統的食事で健康をサポートしようというもので、店舗2階にあるサロンで食に関する講座や食事会などが行われています。こうした活動も含めて、お酒の楽しみ方をトータルで提供することが願いだとか。
積極的な情報発信
「お酒も文化の一つ」。その伝統を継承し伝えていくことが酒屋の使命だと考えている酒工房あおえでは、ホームページやチラシなどでも積極的に情報発信を続けています。最近は地元の常連さんに加えインターネットや口コミでの来店も増えているそうで、この店ならではの魅力が浸透していることがうかがえます。
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(2022.11更新)