材木店からの出発
倉敷木材株式会社は、大久保材木店として明治40年(1907年)に倉敷駅の北側で創業されました。高梁川を使って運ばれた流域の木材を製材していたそうです。その後、昭和22年(1947年)に倉敷木材株式会社として法人化。戦後の復興期に合わせて次々開発される新建材の取り扱いを開始し、同時に収納家具やキッチン、トイレ、浴槽といった住宅設備機器も商品に含まれるようになっていきました。そうした中で昭和43年(1968年)には本社を現在の中島に移転しています。
木造住宅、そして家具へ
そして、昭和47年(1972年)からは住宅建築にも着手。県内産の木材を使った木造住宅は、自然素材である木の温もりを求める客層に受け、現在までに約2,500棟の実績を積み重ねています。また、平成12年(2000年)には、ユーザーが気軽に木に親しめる場として、クラモク 木のショールームを開設。無垢材を使ったオリジナル家具や北欧インテリアの提案の場所としても活用されています。
これからの時代へ
100年を超える企業として、当社が持つ経験や技術を地域の方の課題解決に役立てることを目指し、DIY教室や超高性能住宅の推進などの環境啓発活動及び地域社会との連携にも力を入れています。また早くから働き方改革にも独自に取り組み、社員一人一人が「会社人」ではなく「社会人」として成長し、自己実現できる職場づくりを目指しています。
「無声呼人(むせいこじん)」とは創業者が唱えた言葉。行動で示していれば声をかけなくても人が集まる、という企業イメージで、その究極の目標に向けて日々の研鑽が続きます。
(2020.11更新)