都羅の小径(つらのこみち)

郷土の歴史を訪ねて町を歩く

団体
倉敷市文化振興課 
所在地
倉敷市連島町内
電話番号
086-426-3075
概要
大平山の裾に伸びる都羅の小径沿いには、箆取神社、宝島寺、薄田泣菫の生家などのこの地域の歴史の魅どころが多数あります。
ポイント
都羅の小径ウォ-キング
所要時間:約2時間 距離:片道6.2キロ
リンク
文化振興課(まち歩きマップ)

都羅の小径ウォ-キング

 大平山の山裾には、薄田泣菫生家、宝島寺、厄神社、箆取神社など多くの史跡が点在する「都羅の小径」と呼ばれる江戸時代に築かれた古い小道があります。元海辺の道は複雑に入り組み、その中に古い民家が点在しているとても静かな町並みです。
 史跡を観ながらの街歩きは、郷土の歴史に触れることができます。

多くの神社・仏閣・史跡

薄田泣菫生家(すすきだきゅうきんせいか)
明治詩壇で活躍した薄田泣菫の生まれ育った生家。泣菫と関わりのあった作家などの資料・作品が展示されています。

梅雲寺古墳(ばいうんじこふん)
市指定史跡 古墳時代後期の古墳。南向きに開口した横穴式石室。棺を納めている玄室の規模は長さ6.23m 幅1.35m 高さ1.7m(崩壊しないように、現在は石室内に山土が充填されています。)です。

力士の墓
江戸時代末期の郷土出身岩戸藤(いわとふじ)東七の墓。関脇まですすみ大関になる寸前に引退。当時は横綱はなく大関が最高位であったとされています。

宝島寺(ほうとうじ)
貞観元年(859年)に理源大師により開かれ、古くには広大な寺域を持っていたと言われています。

厄神社(やくじんじゃ)
境内に薄田泣菫の詩「ああ大和にしあらましかば」の六枚屏風詩碑が建てられています。また、水島の街を一望できる眺望も魅どころです。

箆取神社(へらとりじんじゃ)
大和時代に創建され、江戸時代には海難と火災除けの信仰が篤かった神社。289段ある石段の左右に桜並木がつづいた桜の名所として、また水島の景観も魅どころです。

(2022.11更新)

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