JA倉敷かさやから仕入れた「連島ごぼう」、「生姜」を洋菓子へ
水島・連島地区の特産品「連島ごぼう」を使用した洋菓子、「連島ごぼうと黒糖のチーズタルト」、「連島ごぼうと黒胡麻のシフォンケーキ」が平成24年(2012年)7月に水島にある洋菓子店「パティスリー・ル・ヴェール」で販売されました。水島の特産品を使った和菓子は見かけることがありますが、洋菓子はあまり無いことに気づき、店長は「連島ごぼう」を使った洋菓子が作れないかと考え、試行錯誤を経て、晴れてこの2品を完成させました。
「連島ごぼうと黒糖のチーズタルト」・「連島ごぼうと黒胡麻のシフォンケーキ」
「連島ごぼうと黒糖のチーズタルト」はゴボウの風味を活かしつつ、すり下ろしたゴボウをクリームチーズに入れ、柔らかい食感や甘みを引き出すように黒糖を使用。サクサク、もっちりのタルト生地と合い、食べ応えのあるケーキです。
また、「連島ごぼうと黒胡麻のシフォンケーキ」は、すり下ろしたゴボウといりゴマと白ごま油を使用した、ふわふわのシフォン生地に、プレーンな生クリームを挟んだスウィーツ。プレーンなシフォン生地ではなく、ゴマを入れたことにより、ごぼうのくせを抑え、風味が引き立ちます。実はこの相性のヒントは食卓でお馴染みの「きんぴらごぼう」から得たそうです。
いずれも約12gのゴボウが入っており、繊維も豊富で身体にも良い洋菓子。地元・JA倉敷かさやの直売所「福田青空市すいれん」から通常であれば、店頭に並べず捨ててしまう規格外品の連島ごぼうを使用しています。
「生姜入りチョコレート」、「生姜入りエクレア」、「生姜入りシフォンケーキ」
パティスリー・ル・ヴェールでは他にも水島・福田地区の特産品である「生姜」を使用した洋菓子があります。すり下ろした生姜とチョコレートを混ぜた濃厚なチョコレート、「生姜のチョコレート」、絞った汁を生地に練り込み、チョコクリームが挟んである「生姜のシフォンケーキ」、プレーンなシュー生地の中に、生姜汁が入ったチョコカスタードクリームを入れた「生姜のエクレア」は、生姜の風味を活かした洋菓子です。
地元特産品である「連島ごぼう」と「生姜」を使い、素材を活かしながら美味しいと感じてもらえる洋菓子を是非、一度ご賞味ください。
(2013.10-10)
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