ゲタ

通年食べることのできる庶民的な魚「ゲタ」

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概要
「アカシタビラメ」、「クロウシノシタ」などの舌平目のことを、岡山では「ゲタ」と呼びます。定番料理は煮付け。児島では年中を通して「ゲタ」が獲れ、庶民に愛されている魚です。
ホームページ
https://www.oygyoren.or.jp/

岡山県の白身魚と言えば、「ゲタ」

 瀬戸内海で通年収獲される「ゲタ」。「ゲタ」は正式名称ではなく通称として呼ばれており、由来は履き物の下駄に似ていることから、「ゲタ」と呼ばれるようになりました。形は強く側編して長楕円形のため、「ゲタ」と呼ばれるのも納得です。正式には「アカシタビラメ」、「クロウシノシタ」などのウシノシタ科の海水魚のことを指します。「アカシタビラメ」の旬は夏で、体長は約24cm、表面は赤褐色だがお腹の色は白い。ヨーロッパでは古くから「魚の女王」と呼ばれ、高級魚として知られています。肉質がよく、フライや煮付けなどにして食べられることが多い魚です。

 一方、捕獲量が多い「クロウシノシタ」の旬は秋で、体長は20~30cmのものが多く、黒褐色。味は白く淡泊であっさりとしており、ムニエルにすると一層美味しくいただけます。

(2013.10-10)

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