玉島だるま

玉島特産の郷土玩具

団体
玉島だるま虎製造所
所在地
〒713-8103 倉敷市玉島乙島915-7
電話番号
086-522-3753
代表者
中桐憲彦(代表)
概要
古くから七転び八起きの転んでも起き上がる達磨は縁起物として親しまれており、現在、玉島地区では、製造業者が一軒となってしまいましたが、昔ながらの製法で達磨作りがおこなわれています。

だるま産地 玉島地区

 玉島地区でだるまがつくられるようになったのは戦後のことで、昔から地元でも縁日などで売られており「玉島の郷土玩具になるのでは」との思いから作り始められたのがきっかけです。はじめは高崎だるまを手本とし、改良を加えて現在の形の「玉島だるま」となりました。倉敷市の玉島地区では数社が製造をしていましたが、現在は「玉島だるま虎製造所」一軒のみとなりました。それでも年間1万個以上を生産しており西日本でも有数のだるま製造元となっています。

転んでも起き上がる手作りだるま

 玉島だるまの特徴は、転んだら起き上がること、達磨大師の七転び八起きの不屈の精神をきちんと具現しています。サイズは、一番小さいのが豆だるまといって8cmぐらいのもの、それからだんだん大きくなり50cmや70cmのもの、もっとも大きいものが1mと、全部で19種類程度作られています。
 作り方は、型にあわせて原型をつくり、これに顔料の一種胡粉(ごふん)の白をベースにして次に赤の顔料を塗っていき、乾くと顔の髭や口を描きニスを塗ってから金色で装飾して仕上げます。職人さんがコツコツとひとつひとつ丁寧に思いを込めて大事に作られています。乾燥時間なども含めると約1週間、大きいサイズになると1か月以上も時間がかかるそうです。

子供に大人気!「だるまさんの絵付け体験」

 現在では、郷土玩具として子どもに親しまれているほか、子どもの健やかな成長を願ったり、合格を祈願したりする願掛けだるまとして人気があり、各種選挙の必勝祈願の縁起物としても広く利用され愛され続けています。
 また、ふだんは行われておりませんが、地元地域のイベントなどの際には、「もっと子供たちにだるまの良さを知って欲しい!だるまさんを好きになって欲しい!」とそんな願いを込めて、実際に子供さんに自分でだるまの絵付けを楽しんで体験してもらうコーナーを催しています。ふだん体験できない貴重な絵付けの体験が出来るとあって子供たちは、まるで塗り絵感覚で楽しみながら、それぞれに思い思いのだるまの顔を描いています。