玉島おでん

地域の歴史と文化が育んだ味

団体
玉島商工会議所
所在地
〒713-8122 倉敷市玉島中央町2-3-12 玉島商工会館2階
電話番号
086-526-0131

玉島の歴史

 玉島の歴史を振り返ってみると、港町玉島は、瀬戸内海の恵みを受け、昔から新鮮な海産物が豊富に獲れる地域でした。明治時代には、既に地元の新鮮な魚を使った水産練り製品が生産されており、お祝いの席には、必ずと言って良いほど縁起物として紅白の蒲鉾が並べられ、それを食する風習があったそうです。そんな練り製品の製造がより一層盛んになったのは、戦後の食糧不足の時代です。貴重なタンパク源として、ちくわを中心とした水産練り製品を作るための工場は玉島南部を中心にまたたく間にその数を増やし、玉島北部でも温暖な気候を生かし桃や大根等の栽培が盛んなところでした。また、歴史ある味噌・醤油・お酒・味醂等の醸造工場が多く、養鶏場もたくさんあり、図らずも玉島地区は、練り製品、たまご、鶏肉、大根、調味料などおでんの具材の宝庫であり、古くから何か行事がある際などは必ずと言って良いほど「玉島おでん」が振る舞われ、食されていたそうです。

地域の特性を生かした「玉島おでん」

 その地域の特性を生かした「玉島おでん」を玉島以外の方にも、もっとその良さを知って頂き、味わって頂きたいとの想いで、平成20年頃より、地元地域の有志の方々が中心となって「玉島おでん会議」を発足し、食材の研究や販売店舗の開拓など進め、翌年の「玉島雛めぐり」で初披露したのをはじめ、その後も各種イベントなどで積極的にその味をPR、提供し続けています。平成22年(2010年)には、岡山藩主池田家御用でありご馳走として珍重されていた玉島名産の「鮮魚カステラ」を「玉島おでん」に入れることと定義するなど玉島らしさを取り入れ、地域の活性化にも一役担っています。もちろん地域の飲食店でも「玉島おでん」を味わうことが可能で、目印は「玉島おでん」ののぼりです。お店ごとに味や具材が多少異なりますが、どこのお店でも切磋琢磨して、それぞれにこだわってそのお店独自の「玉島おでん」を提供しています。

  • 倉敷緞通
    エリア

    再興を遂げた特産品

    日本の和洋折衷の建物にも合う敷物
  • 乙島じゃこ
    エリア

    獲って楽しい。食べておいしい。地元の味。

    高梁川河口域(玉島乙島周辺)