大倉呉服店

おしゃれの店 オオクラ (洋品販売店)

所在地
〒712-8001 倉敷市連島町西之浦23-2
電話番号
086-444-9988
創業
明治4年(1871年)
事業内容
婦人服、おしゃれ洋品、その他、着物クリーニング用洗剤の販売

明治4年(1871年) 初代大倉平三郎氏が「大倉呉服店」を創業

 岡山県三大河川のひとつ高梁川の河口付近東側に位置する連島町西ノ浦、ここは南には特産品として有名な連島れんこんの畑があたり一面広がっており、北側には倉敷芸科大学のある大平山、東には薄田泣菫の生家があり、宝島寺、厄神社、箆鳥神社までの「都羅の小道」として歴史的にも重要な場所であります。明治4年(1871年)、初代大倉平三郎氏が「大倉呉服店」としてこの地に創業。平三郎氏は、当時遥々京都まで呉服を仕入れに行き、仕入れた着物を地元で販売していました。その後、大正14年(1925年)に息子の鎮(しずめ)氏が2代目平三郎を襲名して商売を拡張させていきました。  

昭和に入り時代の流れに沿った商売の展開

 昭和に入ると、昭和35年(1960年)には大阪の問屋神保商店(じんぽしょうてん)で5年間、商いの修行をされた3代目の誠(まこと)氏が帰郷してお店を引き継ぎます。大阪で経験を積んだ3代目は、これまでの主力商品であった呉服に加えて、お客様のニーズに沿った様々な洋品・雑貨商品の取り扱いをはじめました。時代と共に市場のニーズにあった商品の取り扱いをおこなう事により、顧客からの信用を築き、さらに新しい商売のあり方について革新を進めて行ったのです。

地元に根ざしたお店として地域の人々に愛され続けて

 そんな3代目をいつも支えていたのが3代目の妻芙佐子(ふさこ)さんです。こちらに嫁いで来た時から商売のいろはを一から学び、ご主人に「自分の好きにやっていいよ」とお店の事をすべて任されるようになり、こつこつと努力を重ねて持ち前のユーモアな接客や服選びのセンスを活かして次第に常連のお客さんを増やして行きました。「私はお客さんに喜んでいただいて楽しんでほしい、そのお手伝いが出来ればとの思いでさせて頂いており、ただそれだけです。」と謙虚に奥さんは語られます。そんな奥さんの人柄に引かれていつもお店にはご近所のお客さんが自然と集まって来ます。奥さんいわくここは「連島サロン」、誰かしらいつも来ては、お茶を飲みながら和気藹々と会話が弾み、和やかな楽しいひと時を過ごしておられます。そんな「オオクラ」の名物行事といえば、毎年おこなわれている「創業祭」です。その年の創業○○○年度の回数にちなんだ「○○○円均一セール」をはじめ、高級羽毛ふとん、日用品などが当たる空クジなしの「くじ引き大会」などユニークな催しをおこなっており、地元に根ざしたお店として今も地域の人々に愛され続けています。