有限会社 沖宗(おきそう)

高品質なイ草製品を提供

所在地
〒710-1102 倉敷市茶屋町早沖76
電話番号
086-428-0162
代表者
溝手勝次(代表取締役)
創業
文政元年(1818年)
事業内容
イ草製品製造業
従業員数
6
ホームページ
http://www.hanagoza.co.jp
リンク
倉敷エリアの特産品「イ草製品」

肥沃で粘り強い土壌の下

 岡山県南部は、かつてイ草の一大生産地として知られていました。茶屋町早沖周辺でも、旧児島湾干拓により開墾された肥沃で粘り強い土壌の下、イ草栽培の適地として江戸中期から多くの農家がその栽培に従事し、同時に副業として畳表(たたみおもて)の生産を行っていました。そういった環境の中で、文政元年(1818年)に溝手宗衛門氏が畳表の問屋として起こしたのが現在の有限会社沖宗の起源です。

問屋から生産に

 明治時代に入り、茶屋町では磯崎眠亀氏が開発した錦莞筵(きんかんえん)と呼ばれる高級花筵(かえん=花ござ)の生産が始まり、大きな輸出産業となりました。長らく畳表の問屋として事業を行ってきた沖宗でも、問屋業に加えて花筵の生産に着手。そして戦後から本格的に花筵の生産を中心に行う企業へと転向することになります。以来、織機の研究開発も含めて品質や生産技術の向上に積極的に努める日々。結果として農林水産大臣賞など数々の賞を受賞し、昭和天皇に花筵を献上したこともあります。

選りすぐりの素材で良いものを

 現在の主力商品は花筵を柱に、寝ござ、クッション、玄関マット、テーブルセンターなど。「選りすぐりの素材で良いものを提供したい」との思いから、契約農家に特別に作ってもらったイ草を使い、手間のかかる織り方で品質第一の商品作りを心がけています。特に素材となるイ草へのこだわりは非常に重きを置いていて、無染土や有機農薬栽培といった管理の難しい素材を積極的に取り入れています。それはユーザーの立場に立った優しくて心地よい物づくりを最優先にしているからで、そのために生産量は少なく価格も高くなりますが、そこは曲げられないとか。また、花筵に関しては長年受け継がれてきた歴史と文化があり、それを守り育てていくことも重要な使命として位置付けています。

 販売は全国の百貨店が中心。実際に見て触って商品を判断して欲しいからと、通信販売にはあまり積極的ではありません。また、沖宗本社でも商品を直接購入することができます。