王墓山古墳(おうぼさんこふん)

県指定・史跡(昭和34年3月27日)

団体
王墓山古墳
所在地
倉敷市庄新町(庄パークヒルズ)
電話番号
086-426-3851
ポイント
※上記、電話番号は倉敷市教育委員会文化財保護課

王墓山丘陵の古墳

 楯築遺跡の至近、倉敷市庄新町(庄パークヒルズ)の中央丘陵である王墓山丘陵にあるこの古墳は、明治末年に破壊されて、その形が著しく変形されており、その大きさや形については明らかではありません。石室は横穴式だったと思われますが、これも石材が抜き取られています。

家形石棺は何を語るか

 現在は井原市で産出する浪形石で造られた家形石棺が墳丘の裾に残されています。前述の破壊が行われたときに掘り出されたものです。
浪形石の家形石棺をもつ他の古墳は吉備でも有数の規模を誇る有力豪族のものばかりです。王墓山古墳の主も同様の有力者だったと思われます。またこれを裏書きするのは、出土した四仏四獣鏡や金銅製の馬具をはじめ、柄頭、甲冑、鉄製武具などの豊富な副葬品です。
 これらは現在、東京国立博物館に収蔵されています。

 ここからは、東に吉備津神社、北西部に鬼の城が見渡せます。かつての吉備王国の歴史ロマンに思いをはせることができます。

(2019.11更新)