「むらすゞめ」の由来
橘香堂の創業は明治10年(1877年)。創業者の吉本代吉氏が一つの和菓子を作り出した時にさかのぼります。当時、備中米の集散地であった倉敷の銘菓を、という思いから考え出されたこのお菓子は、稲穂に群がる雀を表現した形・色から当時の倉敷の先駆者、林孚一(はやしふいち)氏によって「むらすゞめ」と名付けられました。卵を使った薄いクレープ状の生地で粒あんを包んだこのお菓子は、倉敷の銘菓として今では抜群の知名度を持っています。
手焼き体験
むらすゞめは熟練の職人の手によって一つ一つ手作りされていますが、橘香堂美観地区店では、その手焼き体験をすることができます。
作業工程は、卵を使った生地を薄く焼き、そこに粒あんを載せて包むというもの。職人さんが指導してくれるので安心です。ただし、見るとやるとでは大違いで、なかなか思うような形に仕上げることができません。きっと職人さんの技術に感服することでしょう。その代り少々形は悪くても、自分で作った焼き立てのむらすゞめの味はまた格別です。
ジャンボサイズも
またこちらでは、通常のむらすゞめの他、ジャンボむらすゞめの手焼き体験も行っています。手焼き体験のみで食べることのできるジャンボむらゞめには、白玉団子が入って大きさは通常の約7倍。仲の良い仲間数人で挑戦するのも楽しそうです。
むらすゞめの手焼き体験は、橘香堂美観地区店の店頭にてお申込みとなります。小学生以上で身長120センチ以上の方が対象で、所要時間は約5分。料金、開催日、その他詳細は橘香堂のホームページで確認できます。
(2022.11更新)
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