弥高山公園キャンプ場の完全ガイド 標高654mで楽しむ通年キャンプ
岡山県高梁市の山あいに、標高654メートルの澄んだ空気に包まれたキャンプ場があります。弥高山公園キャンプ場は、弥高山の中腹に広がる自然豊かなアウトドアスポットで、テントサイトからバンガロー、貸別荘まで多彩な宿泊スタイルに対応しています。個人的に驚いたのは、岡山県内のキャンプ場としては珍しく**通年営業**を行っている点です。春の新緑から冬の澄み切った星空まで、四季を通じて山の魅力を味わえる貴重な場所といえます。
このガイドでは、実際の利用に役立つアクセス方法や料金、施設の詳細情報をまとめました。初めて訪れる方でも安心して計画を立てられるよう、できるだけ具体的にお伝えしていきます。
この記事で学べること
- 弥高山公園キャンプ場はテント1張り1,000円から利用でき、駐車場320台分が無料
- 岡山自動車道・賀陽ICから約60分、山陽自動車道・笠岡ICからも約60分でアクセス可能
- バンガロー15棟・貸別荘4棟を備え、テント不要のキャンプも楽しめる
- 年末年始(12月29日〜1月4日)以外は通年営業で冬キャンプにも対応
- 現金払いのみ対応のため、事前の準備が必須
弥高山公園キャンプ場の基本情報と特徴
弥高山公園キャンプ場は、岡山県高梁市川上町高山4301-1に位置しています。弥高山の中腹、標高654メートルの地点に広がるこのキャンプ場は、平地のキャンプ場とは一味違う高原の爽やかさが魅力です。
夏場でも市街地より気温が低く、快適に過ごせます。逆に冬場は冷え込みが厳しくなるため、防寒対策をしっかり整えて訪れることをおすすめします。
管理事務所の受付時間は8時30分〜17時です。到着がこの時間帯になるよう、余裕を持ったスケジュールで出発しましょう。
連絡先は弥高山公園管理事務所(電話:0866-48-2830)です。予約や不明点の確認は、受付時間内に直接電話で問い合わせるのが確実です。
弥高山公園キャンプ場へのアクセス方法

弥高山公園キャンプ場は山間部に位置しているため、アクセス方法を事前にしっかり確認しておくことが大切です。車でのアクセスが最も便利ですが、公共交通機関でも到達できます。
車でのアクセス
車で訪れる場合、主に2つのルートがあります。
岡山自動車道・賀陽(かよう)ICからは約60分です。賀陽ICを降りたあと、国道484号線と国道313号線を経由し、県道77号線を進みます。賀陽ICからの距離は約38〜40kmです。
もうひとつのルートとして、山陽自動車道・笠岡ICからも約60分でアクセスできます。広島方面や福山方面から訪れる方にはこちらが便利です。
いずれのルートも山道を含むため、特に夜間や雨天時は慎重な運転を心がけてください。
駐車場は普通車300台・バス20台の合計320台分が用意されており、すべて無料です。大型連休でなければ満車になることは少ないですが、ゴールデンウィークやお盆時期は早めの到着が安心です。
公共交通機関でのアクセス
公共交通機関を利用する場合、JR備中高梁駅が最寄りの主要駅となります。
最もシンプルな方法はタクシーで約50分です。費用はかかりますが、荷物が多いキャンプでは現実的な選択肢です。
バスを利用する場合は、JR備中高梁駅から川上バスに乗車し、川上バスセンターまで約25分。そこから弥高山・高梁市方面行きのバスに乗り換えて約20分、弥高山入口バス停で下車します。バス停からキャンプ場までは徒歩3〜4分です。
ただし、バスの本数は限られているため、事前に時刻表を確認しておくことが不可欠です。
宿泊施設とテントサイトの種類

弥高山公園キャンプ場の大きな魅力のひとつが、宿泊スタイルの選択肢の豊富さです。テント泊からしっかりした建物での宿泊まで、キャンプ経験や好みに合わせて選べます。
テントサイト
自分のテントを持ち込んで泊まるオーソドックスなスタイルです。料金はテント1張りにつき1,000円、タープも1張り1,000円と非常にリーズナブルです。
チェックイン・チェックアウトともに12時で、ゆっくりとした時間の使い方ができます。午前中に到着してサイトを設営し、翌日の昼まで滞在できるのは嬉しいポイントです。
キャンピングカーサイト
キャンピングカーでの利用も可能で、料金は1台2,000円です。AC電源を使用する場合は別途500円がかかります。電源が必要な機器がある場合は、事前に申し込んでおきましょう。
バンガロー
テントを持っていない方や、より快適に過ごしたい方にはバンガローがおすすめです。全15棟あり、料金は3,500円〜5,000円です。
屋根のある建物で寝泊まりできるため、天候を気にせず安心して過ごせます。小さなお子さん連れのファミリーキャンプにも向いています。チェックインは15時、チェックアウトは10時です。
貸別荘(コテージ)
グループや家族でゆったり過ごしたい方には、貸別荘が4棟用意されています。料金は14,800円〜と他の施設に比べると高めですが、プライベートな空間でくつろげるのが魅力です。
こちらもチェックインは15時、チェックアウトは10時です。
宿泊タイプ別料金の比較
このほか、ロッジや山の家と呼ばれる宿泊施設もあります。詳しい料金や空き状況は、管理事務所(0866-48-2830)に直接お問い合わせください。
場内の設備とアメニティ

弥高山公園キャンプ場には、キャンプを快適に楽しむための設備が整っています。
シャワー施設が用意されているため、汗をかいた後もさっぱりできます。山の中のキャンプ場ではシャワーがない施設も少なくないので、これは大きなメリットです。
お子さん連れの家族には、大型遊具の存在が嬉しいポイントです。自然の中で思いきり体を動かして遊べるため、子どもたちも飽きることなく過ごせます。岡山の子供の遊び場を探している方にとっても、キャンプと遊びを同時に楽しめる魅力的な選択肢です。
場内設備チェックリスト
料金体系と支払い方法
弥高山公園キャンプ場の料金は、全体的に非常にリーズナブルです。テント泊なら1,000円から利用でき、コストを抑えたアウトドアを楽しめます。
利用料金の詳細
まず、4歳以上の方は入園料が必要です。情報源によって200円〜400円と幅がありますが、利用内容や時期によって異なる可能性があるため、事前に管理事務所へ確認されることをおすすめします。
テントサイトは1張り1,000円、タープも1張り1,000円です。テントとタープの両方を張る場合は合計2,000円となります。
キャンピングカーサイトは1台2,000円で、AC電源を利用する場合は追加で500円です。
バンガローは3,500円〜5,000円、貸別荘は14,800円〜となっています。
支払いに関する重要な注意点
チェックイン・チェックアウトと営業期間
弥高山公園キャンプ場は年末年始(12月29日〜1月4日)を除き通年営業しています。岡山県内で冬キャンプができる施設は限られているため、これは大きな特徴です。
チェックイン・チェックアウトの時間は宿泊タイプによって異なります。
テントサイト
- チェックイン:12:00
- チェックアウト:12:00
- 滞在可能時間:最大24時間
バンガロー・貸別荘
- チェックイン:15:00
- チェックアウト:10:00
- 滞在可能時間:最大19時間
テントサイトの場合、チェックイン・チェックアウトがともに12時なので、たっぷり滞在できるのが嬉しいところです。一方、バンガローや貸別荘はチェックインが15時、チェックアウトが10時と一般的なホテルに近い設定です。
四季の楽しみ方と訪問のベストタイミング
通年営業の弥高山公園キャンプ場は、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。
春(3月〜5月)は新緑が美しく、気候も穏やかでキャンプに最適な季節です。標高654メートルの高原では、平地よりやや遅れて桜が咲くことも。
夏(6月〜8月)は標高のおかげで市街地より涼しく過ごせます。夏休みのファミリーキャンプには特におすすめです。大型遊具で遊べるのも子どもたちにとって大きな魅力でしょう。
秋(9月〜11月)は紅葉の季節。山全体が色づく景色の中でのキャンプは格別です。朝晩の冷え込みが始まるため、防寒着を忘れずに。
冬(12月〜2月)は上級者向けですが、澄んだ空気の中での星空観察は圧巻です。ただし、年末年始(12月29日〜1月4日)は休業となるのでご注意ください。
岡山の公園を巡るなかでも、弥高山公園はその標高と自然環境の豊かさで際立った存在です。日帰りの散策からキャンプ泊まで、さまざまな楽しみ方ができます。
訪問前に知っておきたい実践的なアドバイス
弥高山公園キャンプ場をより快適に楽しむために、いくつかの実践的なポイントをお伝えします。
買い物と食材の準備
キャンプ場周辺にはスーパーやコンビニがほとんどありません。食材や飲み物は必ず事前に購入してから向かいましょう。賀陽ICや笠岡IC周辺で買い出しを済ませておくのが賢明です。
持ち物の準備
現金を多めに用意
カード決済不可。周辺にATMも少ないため、利用料金+αの現金を準備
食材を事前に購入
周辺に買い物施設がないため、ICを降りる前に立ち寄りを
防寒対策を万全に
標高654mは市街地より気温が低い。季節を問わず上着を準備
周辺の観光スポットとの組み合わせ
弥高山公園キャンプ場がある高梁市は、備中松山城をはじめとする歴史的な見どころが豊富なエリアです。キャンプの前後に観光を組み合わせると、より充実した旅になります。
また、岡山県内には長船美しい森や権現総合公園など、自然を楽しめるスポットが多数あります。弥高山公園キャンプ場を起点に、岡山の川遊びスポットを巡るプランも夏場にはおすすめです。
よくある質問
弥高山公園キャンプ場は予約が必要ですか
特にバンガローや貸別荘は数に限りがあるため、事前予約をおすすめします。管理事務所(電話:0866-48-2830、受付時間8:30〜17:00)に直接連絡して空き状況を確認してください。大型連休やお盆、紅葉シーズンは早めの予約が安心です。
ペットの同伴は可能ですか
ペットの同伴に関する情報は公式に明確に記載されていない場合があります。訪問前に管理事務所へ直接お問い合わせいただくのが確実です。
冬でも本当にキャンプできますか
はい、年末年始(12月29日〜1月4日)を除き通年営業しています。ただし、冬季は気温がかなり低くなるため、冬用シュラフや防寒装備が必須です。路面凍結の可能性もあるため、車のタイヤにも注意が必要です。キャンプ経験の浅い方は、まずバンガローや貸別荘の利用を検討されるとよいでしょう。
近くに温泉やお風呂はありますか
場内にはシャワー施設がありますので、基本的な入浴は可能です。周辺の温泉施設については、訪問前に管理事務所や観光協会に最新情報を確認されることをおすすめします。
日帰りでの利用はできますか
日帰り利用も可能です。4歳以上の方は入園料(200円〜400円程度)がかかります。大型遊具で遊んだり、自然散策を楽しんだりと、宿泊しなくても弥高山の自然を満喫できます。受付時間は8時30分〜17時ですので、この時間内での利用となります。
まとめ
弥高山公園キャンプ場は、標高654メートルの自然に囲まれた環境で、テント泊からバンガロー、貸別荘まで幅広い宿泊スタイルを選べる通年営業のキャンプ場です。
テント1張り1,000円というリーズナブルな料金設定と、320台分の無料駐車場、そしてシャワー施設や大型遊具といった充実した設備が揃っています。
訪問の際は、現金の準備、食材の事前購入、防寒対策の3点を忘れずに。特に初めて訪れる方は、管理事務所(0866-48-2830)に事前に連絡を取り、最新の情報を確認してから出発されることをおすすめします。
四季折々の表情を見せてくれる弥高山で、日常から離れた特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。