磯乃羊羹本舗 田中花正堂

創業明治43年(1910年)「港町・下津井」唯一の老舗和菓子店

所在地
〒711-0926 倉敷市下津井吹上2-4-36
電話番号
086-479-9171
代表者
田中章
創業
明治43年(1910年)
事業内容
瀬戸大橋の麓、港町下津井にて和菓子の製造・販売

オンラインショップ「47CLUB」によるネット販売
ホームページ
https://hanamasado.hp.gogo.jp/
リンク
児島エリアの特産品「磯乃羊羹」
オンラインショップ「47CLUB」

明治43年(1910年)創業の歴史ある「磯乃羊羹」

 瀬戸内の自然に恵まれ、歴史ある「港町・下津井」で、明治43年(1910年)創業の、下津井で唯一の老舗和菓子店が「田中花正堂」です。創業者によって考案された羊羹が「磯乃羊羹」。その特長は、甘さがまろやかで、青海苔の香が生き、磯の香が強く、透明感ある鮮やかな緑色(エメラルドグリーン)がとても印象的です。羊羹造りには全てミネラル天然水を使用し、保存料は使用していません。

 昔ながらの製法にだわり、丁寧に手作りされる羊羹が流し込まれる風景は、何かなつかしい風情を感じさせてくれます。手作りゆえ、1日100本くらいしか製造できませんが、お土産用として、また、お供え用やお茶のおともとして是非味わって頂きたい一品です。

 昭和29年(1954年)「第13回全国菓子大博覧会(京都府)」に「磯乃羊羹」を創業者が出品し、見事「進歩一等賞」を受賞。当菓子博覧会は4年ごとに全国の都道府県の持ち回りで開催され、平成25年(2013年)「ひろしま菓子博2013」(第26回全国菓子大博覧会)に出品し、特に優秀と評価され「橘花榮光章」を受賞しました。

「倉敷の老舗」として感謝状を贈呈

 平成27年(2015年)11月5日、倉敷の老舗企業として、くらしき地域資源活性化協議会より感謝状を受賞しました。

 創業者の田中正克は「港町・下津井」に、20代で当時築100年の古民家を購入し「田中正克商店」として起業。その後、二代目として正克の娘 政子が暖簾を引き継ぎ、平成23年(2011年)、三代目として創業者の孫の田中章氏が老舗和菓子店の暖簾を継承しました。

 章氏いわく、「今回の倉敷市よりの感謝状は全て、先代が老舗店の暖簾を守り続けて来た功績と、地域の人々とのつながりがあって受賞出来たと思います。今後とも堅実に家業の理念を守り、「港町・下津井」地区の地域発展の為、そして、観光客誘致にもつながるように頑張って商いに精進いたします。」老舗の暖簾をしっかりと守り続けて行きます。

創業100余年の歴史を物語るミニギャラリーコーナー

 店内には、創業以来100余年の歴史を物語る貴重な品(落雁木型・羊羹製造関連用具・大正時代の判取帳・菓子箱・ラベル他)が展示してます。また店主が趣味で集めた骨董品・備前焼・古文書や竹久夢二、ヒロ・ヤマガタの絵画(版画)も多数常時展示しており、「お土産を買うついでに、アート鑑賞もどうぞ!」と店主は言っております。

 落雁の一種の白雪糖(はくせっこう)は昭和末期頃まで、お客様の注文があると、製造。主に冠婚葬祭の引き出物として、地元住民から愛された干菓子の一種です。当時活躍していた「落雁菓子木型」を同時に展示しており、其の数は60点ほどあり、一同にこれほどの数が揃っているのも非常に珍しいと思います。現在このような木型を彫る彫刻士は全国に7名の匠しかいないと聞いております。

(2020.12更新)